勉強法

【最新】行政書士の一発合格者がおすすめの勉強法を紹介します

 

よし!行政書士の勉強をするぞ!

 

そう決意しても、いざ勉強を始めようとすると「行政書士の勉強って具体的に何をすれば良いのかわからない」と悩んでしまいますよね。

そこで今回は、僕が行政書士に一発合格した経験から、おすすめの勉強方法を紹介していきます。

この記事を読むと、今後何をすればいいのかが明確になり、迷うことがなくなります。

また、後半では「勉強法を本で学びたい」という方の為に、おすすめの勉強本も紹介しています。

行政書士のおすすめ独学勉強法

本記事の内容

  • 目標設定
  • 勉強の順番
  • 過去問・テキスト・ノートの使用法
  • 一発合格者の学習スケジュール
  • 勉強法おすすめ本
  • 独学合格は可能?

 

目標設定

初学者の方の中には「どれくらいのペースで勉強すればいいのかわからない」という悩みを持っている方がいると思います。

そんな時には、目標設定をするのがおすすめ。目標設定することで、適切な学習ペースを掴むことができます。

いきなり目標設定とか言われても困ると思うので、僕が実際に使っていた目標を参考にしてみて下さい。

僕の場合は「8月1日までに120点とる」というのを目標としました。

 

行政書士試験は300点満点だから、120点ということは40%だね。

 

具体的に何をするかというと、過去問を正解率40%になるまで、何度もくりかえします。

8月に入ったら市販模試に挑戦して、成果を確認しましょう。

無事目標を達成できたら、次に目標を「10月までに180点とる」に切り替えると良いでしょう。

このようにして自分なりに目標設定をすると、学習のペースを掴むことができます。やるべきことも明確になります。

まずは、8月に正解率40%とれるようなペースで学習してみましょう。

勉強の順番

 

どの順番で勉強したらいいのからわからない

 

という方は、下記の順番がおすすめです。参考にして見て下さい。

  1. 憲法
  2. 民法
  3. 行政法
  4. 一般知識
  5. 商法・会社法

ほとんどオーソドックスな順番ですが、商法・会社法を最後にしているところだけが違います。

行政書士試験で、会社法は5問しか出題されないのに範囲がとても広い。

そのため学習したところが出題される可能性は低く、対策が難しいので優先度は低いので後回しでOKです。

 

テキスト・過去問・ノートの使い方

 

テキスト

基本的には理解できないところがあっても、立ち止まらず、とりあえず1周読みましょう。

1週読み終えたら、2周目・・・ではなく、過去問に挑戦しましょう。

過去問をすることで出題傾向を掴むことができます。同じような問題が出題されることも多々あります。そのため過去問を学習の中心におくことが効率的です。

 

テキストばかり読んで過去問に挑戦しないのは不合格者に多い典型パターンだね

 

過去問

過去問の基本的な使い方は下記のとおりです。

最終的な目標は、全問正解できるようになることです。

 

①まずは普通に過去問を1周

その際に、正解した問題に印を付けていきましょう。

 

②2周目以降は印のついていない問題を優先

たまに理解している問題を何回も解く人がいますが、ハッキリ言って効率が悪いです。

 

③全ての問題に印がつくまで周回

周回を重ねるごとに、印が多くなり、問題数が減るので楽になっていきます。

 

間違えた問題は、解説を暗記するつもりで読み込みましょう。

解説を読んでも理解できない場合は、テキストの該当ページに戻って復習です。

ノート

ノートは必要ありません。情報を書き込むなら、テキストや過去問に直接書き込みましょう。

教材の数が増えると、どこに書いたか忘れてしまいがち。結果として探す手間が増えるので効率が悪くなります。(経験済み)

 

一発合格者の学習スケジュール

僕の受験生時代の学習スケジュールは下記のとおり。

5月憲法
6月行政法
7月民法
8月憲法・行政法・民法・商法
9月憲法・行政法・民法・商法・一般知識
10月憲法・行政法・民法・商法・一般知識・会社法・記述
11月本試験

まずは主要科目である、憲法、行政法、民法から取り組みました。

5月〜7月は1つの科目に集中し、8月以降は学習した科目の復習しつつ、一般知識も取り入れました。

一般知識の「政治・経済・社会」は試験範囲が広すぎます。勉強したところで、そこが出題される可能性は低く、コスパは最悪です。

なので僕は「政治・経済・社会」を完全に捨てました。

 

人によるけど「会社法」と「政経社」は捨てる人も結構いるよ!

 

記述も市販模試以外では、ほぼ勉強していません。記述といっても択一とほぼ変わりないと思ったからです。

僕の場合は、民法を宅建で学習済みだったので、行政法のあとに勉強しました。初学者なら行政法より民法を先に学習するのがおすすめ。

序盤は民法の方がとっつきやすいためです。

勉強法を学べる本

おすすめは2冊だけです。

1冊目

行政書士の攻略法が知りたい人は、行政書士試験指導のレジェンドである横溝先生のゼロからスタート! 横溝慎一郎の行政書士1冊目の教科書がおすすめ。

たまたま本屋で見つけたのですが、めちゃくちゃ内容いいです。

 

正直これ1冊あれば、行政書士の勉強で迷うことはなくなります。

明確な指針が欲しい人におすすめ。(地図のような感覚で使えます)

 

「横溝先生って誰?」という方の為に、軽く紹介しておきます。

  • 行政書士の講師歴18年
  • LEC専任講師として界隈で有名
  • 初学者でも理解しやすい講義が特徴

横溝先生の本なので信頼性は抜群です。

こちらの本は学習を始める前、もしくは序盤で読まないと効果が薄いです。試験直前期とかに使うタイプのものではないので注意。

 

2冊目

勉強を効率化したい人には、メンタリストDaiGoの最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法がおすすめ。

行政書士試験に限らず、インプットの質が向上します。

 

行政書士は独学で勉強しても合格できるのか

行政書士の合格率はおよそ10%程度です。その争奪戦に参加するライバルは初学者だけではありません。

2年目の受験生や、司法試験の受験生などもいます。

強敵ですが、間違った勉強さえしなければ初学者が独学で合格することは十分可能です。

独学合格している人はたくさんいますので、安心してください。

行政書士試験に受からない人の5つの共通点と改善案「どうせ勉強するなら不合格は避けたい」と思いますよね。合格できない人には共通点があります。本記事では合格できない人の共通点を5つ厳選して紹介しています。同じような勉強法をしてないかチェックして不合格を回避しましょう。...

まとめ

初学者が行政書士試験に合格するにはおよそ800時間ほど勉強する必要があります。しかし効率的に学習すればグッと短縮することもできます。

本記事を参考に、効率的な学習を心がけてみてください。