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【2022最新】行政書士試験に「六法が必要な理由」おすすめはコレ

行政書士に六法は必要ない?
  • そもそも六法って何・・・?
  • 六法は無くても合格できる?
  • おすすめの六法を知りたい!

今回は、このような疑問を解消していきます。

行政書士の勉強を始めたばかりなんだけど、六法って必要あるの…?

法律を初めて学ぶ人は、上記のような疑問を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

先に結論を言ってしまうと「合格したいなら六法は、ほぼ必須」という感じです。

六法が必須である最大の理由は、行政書士試験が「条文と判例」から問題を作成していることです。

すぐにオススメの六法を購入したい方は、下記リンクからAmazonの商品ページに移動できます。

>ケータイ行政書士ミニマム六法

六法とはそもそも何?

一般的に六法とは、日本における主要な6つの法律のことです。

6つの内訳は下記の通り。

一般的な六法

  1. 憲法
  2. 民法
  3. 商法
  4. 刑法
  5. 民事訴訟法
  6. 刑事訴訟法

一方で、行政書士試験に出題される科目は下記の通りです。

行政書士の科目

  1. 憲法
  2. 民法
  3. 行政法
  4. 商法
  5. 会社法

ご覧の通り、一般的な六法には、行政書士の試験に関係のない法律が含まれていたり、必要な法律が含まれていなかったりします

そのため、多くの受験生は、行政書士試験に最適化された六法を使用しています。

(後ほど、行政書士試験用の六法を紹介します。)

行政書士試験用の六法は、さきほど箇条書きした行政書士の科目に書いてある法律で構成されています。

行政書士試験では六法の持ち込みはできない

他の試験と勘違いしているのか、まれに六法を試験会場に持ち込みできると勘違いしている方がいますが、行政書士試験では、六法の持ち込みは許可されていません。

行政書士試験の持ち込みOKな物リストは下記の記事を参考にして下さい。

>>作成中

行政書士の六法を使った勉強法

  • 頻出の条文をチェックする
  • 試験直前期は条文だけで学習する
  • 素読する(通しで読む)

憲法の条文を丸暗記する

行政書士試験では「憲法の条文を暗記しているかどうか」をダイレクトに問われます。

例えば、下記のような問題です。

平成29年 問5 

選択肢4

法律および政令には、その執行責任を明確にするため、全て主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

上記の問題の元となっている条文が下記の憲法74条です。

第七十四条
法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

出典:e-Gov

この問題は、憲法74条を暗記していれば即座に○と判断することができます。

このように憲法の条文は暗記しておく必要があります。

とはいっても憲法は、全部合わせても103条しかないので、毎日3条ずつ覚えていけば1ヶ月弱で全部覚えることができます。

頻出条文をチェックする

憲法だけでなく、行政法や民法においても条文を頭に入れておくことは重要です。

行政法は最重要科目なので、憲法と同じく全ての条文を暗記するのが好ましいです。

民法に関しては条文数が1000条を超えるため、憲法や行政法のように全て覚えるのは、ほぼ不可能です。

1000条超えの条文から満遍なく出題されるわけはなく、ある程度は出題される傾向がるので、最低限過去問で問われた内容を抑えておけばOKです。

素読

学習のラストスパートでは、素読が効果的です。

素読とは、条文を最初から最後まで通しで読むことです。

過去問学習は、問題文がいちいち長く、選択肢が5つもあるのでとにかく時間がかかります。

一方で条文は、1つ1つが短かく、順番に読んでいけば被ることもありません。

そのため効率的に、試験範囲を抑えることができます。

ただし、ある程度は条文の意味を理解していないと、素読してもあまり効果がありません。

そのため学習の初期段階では、素読はしない方がいいです。

行政書士試験に六法は絶対必要

この記事の冒頭でもお伝えした通り、行政書士に合格したいなら六法は必須です。

行政書士の試験問題は、「条文と判例」をもとに作成されているため、条文学習なしに合格はあません。

オススメの六法は「ケータイ行政書士」

当ブログのオススメは、「ケータイ行政書士ミニマム六法」です。こちらは、行政書士受験生のあいだでも定番なイメージです。

ケータイ行政書士ミニマム六法の良いところ
  • 圧倒的にコンパクト
  • 試験に必要な条文だけを厳選
  • 安い
ケータイ行政書士ミニマム六法の微妙なところ

一部、必要な条文まで載ってない

一般的な六法全書といえば、辞書のように分厚くて重いです。
一方で「ケータイ行政書士ミニマム六法」は、試験に必要な条文だけで構成されているため、漫画本くらいのサイズ感に収まっています。
余計な条文が、あまり載っていないので「効率よく勉強したい人」におすすめ。

ただしデメリットとして、たまに必要な条文まで載っていなかったりします。(勿論ごく稀です。)

使用者の感想①

使用者の感想②

使用者の感想③

まとめ

最後に、要点をサラッと復習しておきましょう。

本記事の復習

  • 行政書士の受験に六法は、ほぼ必須
  • 一般的な六法ではなく、行政書士用の六法を買うこと
  • ケータイ行政書士ミニマム六法」が便利でコスパもいい
  • 試験会場に六法は持ち込みできない
  • 条文知識の整理に使用します

六法に関する知識は深まったでしょうか。

この記事以外にも、行政書士の攻略に役立つ記事を書いているので、是非チェックしてみてください。